第151話私はあなたとは違う、不倫はしない

「言っておくけど、今夜ジェームズはうちに泊まるから」

「マーティン夫人が私たちをくっつけようとしてるの。次なんてないわよ」

「ジェームズがあなたに優しいのはエマのためだけ。勘違いしないで」

デイジーのメッセージは嵐みたいに、次から次へとシャーロットの携帯を叩いた。

シャーロットが端末を手に取り、通知が「九十九件以上」と表示されているのを見たときは、スタジオで何か大事でも起きたのかと思った。

まさかデイジーが我を失って暴走しているとは、想像もしなかった。

上へスクロールしながら、シャーロットは一瞬言葉を失う。

罵詈雑言で埋め尽くされた音声メッセージのほか、写真まで送られてきていた。...

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